令和の大相撲界を牽引する2人の若き怪物、琴櫻(ことざくら)と大の里(おおのさと)。
「技と受けの琴櫻」か、「パワーとスピードの大の里」か。
相撲ファンの間でも「結局、どっちが強いの?」という議論が絶えません。
本記事では、2025年11月場所終了時点の最新対戦成績や、ネット上のリアルな口コミ・評価を元に、このライバル関係を徹底解剖します。
対戦成績は大の里がリードも、実力は伯仲
まずは数字で白黒つけましょう。
2025年11月場所終了時点での、幕内での直接対決の成績は以下の通りです。
| 項目 | データ | 詳細 |
|---|---|---|
| 通算対戦成績 | 大の里 7勝 – 5敗 琴櫻 | 大の里が2つ勝ち越し |
| 2025年の対戦 | 互角(3勝3敗) | 年後半は琴櫻が盛り返す |
| 直近の対決 | 琴櫻の勝利 | 2025年11月場所(決まり手:寄り切り) |
通算ではスピード出世の大の里関がリードしていますが、直近の場所では琴櫻関が意地を見せ、大の里関を寄り切りで破っています。
数字上は「大の里やや優勢」ですが、実力差は紙一重と言えるでしょう。
【比較表】「猛牛の孫」vs「令和の怪物」スペック対決
2人の特徴を分かりやすく表にまとめました。
| 琴櫻 将傑(ことざくら まさかつ) | 大の里 泰輝(おおのさと だいき) | |
|---|---|---|
| 年齢 | 28歳 | 25歳 |
| 身長/体重 | 189cm / 178kg | 192cm / 182kg |
| 最高位 | 大関 | 横綱 |
| 得意技 | 右四つ、寄り | 突き、押し、右四つ |
| タイプ | 安定型(守り・受け) | 速攻型(攻め・パワー) |
| 強み | 崩れない足腰、冷静さ | 初速の爆発力、圧力 |
| 弱点 | 勝ち味(攻め)が遅い | 脇が甘くなると脆い |
| 愛称 | 琴ちゃん、若(わか) | 大ちゃん、プーさん |
琴櫻関は「負けない相撲」、大の里関は「勝ちに行く相撲」と、対照的なスタイルであることが分かります。
意外な共通点?「相撲一家」と「エリート教育」
琴櫻と大の里。対照的な取り口の2人ですが、実はその生い立ちには共通点があります。
「相撲人の父」を持つ
琴櫻
父は師匠でもある佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)。祖父は第53代横綱・琴櫻。
まさに相撲界のサラブレッドです。
大の里
父・知幸さんは元アマチュア相撲の強豪選手であり、大の里関の少年時代のコーチ。
「相撲の英才教育」を受けた点は共通しています。
「名門」の重圧と期待
琴櫻関は「佐渡ヶ嶽部屋の御曹司」として、大の里関は「日体大のアマ横綱」として、入門前から常にトップであることを義務付けられてきました。
しかし、そのプレッシャーへの向き合い方は対照的です。
琴櫻関が「家名を守る(負けない)」相撲を磨いたのに対し、大の里関は「記録を塗り替える(勝ちに行く)」相撲を選びました。
このバックグラウンドの違いが、現在のスタイルの差に繋がっているのかもしれません。
ネット上の評価・口コミまとめ|ファンはどう見ている?
Yahoo!知恵袋やSNS(X/旧Twitter)、掲示板などから、ファンたちの熱い議論をピックアップしました。
「大の里が最強」派の意見|弱点を克服し続ける怪物
その規格外のパワーとスピードを推す声は圧倒的です。
5chの相撲板では、大の里関が弱点を克服しながら進化し続けている点が特に高く評価されています。
「苦手だった力士を完全攻略してきた」
「色んな奴に喉輪されて負けてきたけど克服した」
かつては特定の力士や戦法に苦戦する場面もありましたが、それらを一つずつ潰していく学習能力の高さが「唯一無二」と評される所以です。
一方で、その圧倒的な強さ故に、ファンからはさらなる高みが期待されています。
「そろそろ全勝優勝しないと。いつもしょーもないところで取りこぼすからな」
「大の里の場合、(攻めの)強さはもうMAXレベルだから、強くなる=隙をなくすなんだけど、毎場所毎場所、ひとつづつ弱点を潰していってる感覚はある」
「この、ちゃんと『前に進んでいる感』が見ていて気持ちいい」
ファンは、取りこぼしさえ無くなれば、誰も手が付けられない「盤石の横綱」になることを確信しており、その成長過程自体を楽しんでいる様子がうかがえます。
出典:5ch 大相撲板【第75代横綱】大の里17【唯一無二】、Yahoo!知恵袋
「琴櫻の安定感・人間性」派の意見|信頼と実績の「名門」
「攻めの大の里」に対し、琴櫻関はその圧倒的な安定感でファンを魅了しています。
特に、負けない相撲と土俵態度への信頼は厚く、長期的な政権を期待する声が多いです。
「琴櫻は相撲に落ち着きが出て、見違えるように良くなったなあ。4日目若隆景戦、5日目宇良戦とまったく危なげがない」
「琴櫻は落ち着いているし、全然問題ないよ。優勝の可能性も高いと思う」
また、祖父(先代琴櫻)から受け継いだ「受けの強さ」は健在であり、大の里関の爆発力に対抗できる唯一の存在として見られています。
「琴櫻の馬力&冷静さが上回ったイメージ」
辛口意見も…「勝ち味の遅さ」と「ハチナナ地獄」
一方で、安定しているがゆえに「爆発力に欠ける」という厳しい指摘も少なくありません。
特に、大関昇進後に勝ち星が伸び悩んだ時期(通称:ハチナナ地獄)の印象が一部ファンの間には残っているようです。
「負けた相撲はかなり情けない負け方ばかり。簡単に寄り切られたり、前にバッタリとか。足腰に力入ってないような負け方」
「琴櫻の相撲は見てて面白くない。それだけで横綱の器はないと思う」
「琴櫻はここ一番で弱い。大関で8勝7敗(ハチナナ)が続いた時期がトラウマ」
しかし、こうした批判が出るのも、彼が次期横綱として誰よりも期待されている裏返しと言えるでしょう。
直接対決の名勝負ベスト3【動画あり】
2025年11月場所:優勝争いの最中、琴櫻が意地の「寄り切り」で大の里を完封した一番。
2024年5月場所:大の里の初優勝を阻もうと琴櫻が立ちはだかった熱戦。
2025年5月場所:大の里が横綱昇進を決定づけた、気迫の押し出し。
解説者・親方はどう見る?プロの評価
ネット上の議論だけでなく、相撲界のレジェンドたちもこの2人を高く評価しています。
北の富士勝昭氏(第52代横綱・故人)の眼差し
生前、北の富士さんは琴櫻(当時・琴ノ若)の素質を早くから見抜いていました。
「体力に恵まれているので、私より強くなれるかもしれない」
と最大級の賛辞を送っており、現在の琴櫻関の活躍は、天国の北の富士さんの予言通りと言えるでしょう。
舞の海秀平氏(元小結)の視点
大の里関に対しては、その規格外の才能を認める一方で、「悪い癖(引き技)」が出る点などを厳しく指摘することもあります。
しかし、それは「横綱ならもっとできる」という期待の裏返し。
解説者たちが熱くなるほど、大の里関のポテンシャルは底知れないということです。
解説者たちは、「ポテンシャルの大の里」と「完成度の琴櫻」という構図で、今後の横綱レースを見ています。
よくある質問(FAQ)
琴櫻と大の里、どっちが先に横綱になりましたか?
大の里関です。2025年5月場所後に第75代横綱に昇進しました。琴櫻関は2025年現在、大関として横綱昇進を目指しています。
2人の仲は悪いのですか?
いいえ、土俵を降りればリスペクトし合う関係です。巡業などでは談笑する姿も見られますが、土俵上では激しいライバル心を燃やしています。
「琴櫻」の名前の由来は?
祖父である第53代横綱・琴櫻傑將(ことざくら まさかつ)のしこ名を受け継ぎました。かつては「琴ノ若(ことのわか)」と名乗っていました。
大の里の実家はどこですか?
石川県河北郡津幡町です。実家は民宿「萬助」ではありません(しこ名の由来です)。
まとめ:2026年は「琴・大(きんたい)時代」へ
現時点での対戦成績は大の里7勝、琴櫻5勝と、大の里関が一歩リードしています。
しかし、2025年後半の琴櫻関の巻き返しは見事であり、実力差はほとんどありません。
かつての「曙・貴乃花」のように、この2人が切磋琢磨することで、相撲界は新たな黄金時代(琴大時代)を迎えることになるでしょう。
今後の2人の対決から目が離せません。




